尾鷲市議会は6日、行政常任委員会を開き、教育委員会から来年度の市立国市浜公園整備の詳細設計図面について説明を受けた。
国市浜公園はこれまでに野球場が完成し、今年度は第一駐車場と駐車場から野球場への通路を整備している。
来年度は野球場の一塁側に沿って幅員約29メートルのプロムナード、野球場の外周に幅員4メートル、延長約220メートルの遊歩道、サッカー場2面分の広さの多目的広場の整地、多目的広場外周に幅員3メートル、延長720メートルの遊歩道、北側部分に高さ3メートルの見晴らしの丘、多目的広場とプロムナードの間に約1500平方メートルの中央広場を整備し、トイレ1棟を建設。2028年度以降に中央広場の遊具や周辺の植樹、多目的広場の緑地化を見込んでいる。
来年度の工事は数億円規模になることから、12月定例会で工事費および監理業務にかかる債務負担限度額の補正、入札を経て3月議会で契約議案を上程する予定。
質疑で中井勇気委員は、工事期間中の野球場の利用について質問。世古基次文化・スポーツ振興課長は「第一駐車場と通路は(今年度中)整備されるので、通常通り使用できる」と回答。バリアフリー駐車場3台の根拠や思いやり区画について質問し、塩津敦史建設課長は「駐車場の規模で定められており、それに準じて設定している」「思いやり区画については検討していない」と答えた。
南靖久委員は、新設されるトイレについて質問。塩津建設課長は「現在整備されているトイレ(男子小1、大1、女子2、多目的1)と同規模」と答弁。これに南委員は「「オープニングの時にトイレが足りないとの声があった。同じ規模では小さくないか」とただし、塩津建設課長は「通常使用でトイレの規模を想定している。大規模なイベントでは仮設トイレで対応する形になると思う」と答えた。
また、南委員は見晴らしの丘について「もう少し高さを上げた方がいいのではないか」とただし、塩津建設課長は「高くするとそれだけ裾野部分が広がるので、多目的広場に影響ない形で3メートルにしている。見晴らしは良いと思う」と答えた。
西川守哉委員長は「多目的広場が更地なら公園ではなく空き地」と指摘。加藤千速市長は「整地をする。完全な芝生化ではないが、緑地化をする」と答弁。「野球場周辺はすでに雑草の状態がひどい。多目的広場もひどいことになるのではないか」と懸念を示し、市長は「現地を見て対応する」と答えた。
