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地震に強い建物は ストローで耐震構造を学ぶ

 尾鷲市立尾鷲小学校の5年生約60人が12日、三重大学大学院工学研究科の川口淳教授の指導でストローハウスを作り、地震の揺れに強い構造について学んだ。

 総合的な学習で取り組む防災学習の一環。ストローハウスはクリップをジョイントとして、ストローをつなぎ合わせて作る建物の骨組みの模型で、防災学習などでよく利用されている。
 
 最初に耐震構造について学習。一人一人がストローで正三角形と正方形を作り、正三角形は持ち上げても形は変わらないが、正方形は持ち上げるとグラグラ揺れて形が定まらないことを確かめた。
 
 川口教授は、部屋や教室、体育館を例に挙げ、「四角形は三角形に比べて弱いが、建物を造る時に最大容積を確保できて無駄がない」と紹介。四角形の対角線にストローを加えて三角形を2つにすることで、四角形でも形が定まり持ち上げてもグラグラしないことを確認し、壁の中にある筋交いの効果を学んだ。
 
 この後、5人ずつの班ごとに、45分の持ち時間でストローハウスを制作。子どもたちは、強さに加え、美しさも考えながら協力して作業を進めた。
 
 制作時間が短いこともあり、完成しなかった班もあったが、川口教授はそれぞれの模型について講評。構造物としての美しさや工夫に加え、模型を揺らして揺れに対する強さも評価した。
 
 最も評価が高かった模型のアイデアを出した𠮷田桜彩さんは「とにかく頑丈で、無駄をなく作ることを考えた」と話し、一緒に作った水谷穂花さんと上村一樺さん、村上菜月さん、湯浅月捺さんは「作っていて背中や腰が痛くなったが、めっちゃ楽しかった。達成感がある。また、作りたい」と喜んでいた。
 

      尾鷲市

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