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避難表示や獣害対策 財政難の周辺各区に助成を 賀田で市議会報告会

 尾鷲市議会の報告会は21日、賀田と曽根の2会場で開かれ、市政全般にわたり質問を受けた。賀田地区では防災や市内周辺部への財政支援、獣害対策などについて要望した。
 
 全議員10人が出向き、賀田コミュニティーセンターで榎本隆吉区長をはじめ17人と膝を交えた。
 
 防災関係は
  • 輪内中学校校門前の指定避難所の表示が経年劣化で見えにくくなっている
  • 津波高台の案内表示が必要な場所にあったりなかったりと片手落ち
  • 市が設置している海抜表示が小さすぎる
  • 避難所の案内板が電源のソーラーともども壊れている
─などの問題点を数多く指摘した。
 
 住民は「市長懇談会で言っているが、予算の関係ですぐにできないという。議会にフォローしてほしい」と協力を求め、議会側は「担当部署に伝えておく」と受け止めた。
 
 財政支援は人口減で区費の収入が減り、一方では例えば盆の供養花火の値上げなどでイベントや祭りの運営も難しくなってきたことを説明し、「財政的支援を周辺部の地区にしてほしい」と市議会の協力を求めた。
 
 仲明議員は「今の制度では各区に補助金、助成金の制度はない。可能な考え方として尾鷲市の活性化、観光誘致の補助メニューの中で補助金が該当しないか」と助言。小川公明議長は運営体制の側面に目を向け、地域おこし協力隊を雇用してイベントを行うことや、寄付金集めについて梶賀のハラソ祭りを例に、梶賀と曽根住民にも支援を求める相互協力をすべきと説いた。
 
 榎本区長は議員に対して「地域の中に出向いて、情報を手に入れることも大事ではないか」と周辺地域の実情を知り、声を聞くことの重要性を訴えた。
 
 獣害対策は、イノシシやシカの通り道に仕掛ける「くくりわな」について「一般市民に補助金を出して免許を取らせてはどうか」と提案した。これに西川守哉議員は「勝手にくくりをして、牙で割かれることがあり、安易に自分たちでやらない。獣害パトロール員に指導してもらい行動した方がいい」とアドバイス。また、ビーグル犬は獣害対策において有用な「追い払い犬」だと推奨した。
 
 消防署(輪内出張所)の建て替え計画の進捗も尋ねた。西川議員は「組合議会で話が出ていたが土石流が出る場所。新たな場所がない限り遅れるのではないか」と見通しを示し、小川議長は「土地がない。土砂災害警戒区域にかかっていたら補助金が出ない。警戒区域でなければ国から補助金が出て安くできる」と補足した。榎本区長は救急出動の時間的距離の重要性を踏まえ、三木里でなく賀田に出張所を置くように梶賀から古江までの地区の連名で市長に要望していることを報告した。
 
 ほかに、賀田駅前の県管理の港湾トイレが使用禁止になっていて、古道客らに迷惑をかけていることへの市議会の支援を求めた。

      尾鷲市

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