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正副議長 異例の留任へ 尾鷲市議会 議長に「立候補」なく

 尾鷲市議会は4日、議員懇談会を開いた。8日に開会する市議会初日に、申し合わせ任期の満了による正副議長選挙を予定していて、就任希望者が所信を述べる場として開かれたが、議長に名乗りを上げる議員はいなかった。仲明副議長が小川公明議長を推薦し、小川氏がそれを受ける形で所信を語った。ベテランの南靖久議員は、正副議長がそろって2期連続務めたのは「記憶にない」と語った。

 小川議員は「今、尾鷲市を取り巻く環境は非常に厳しいものがある。総合病院に目を向けると、6月1日に診療報酬の改定が行われ、収入も少しは増えると思うが、まだまだ厳しい状況が続く」と述べたほか、人口減少、少子化・高齢化、産業、教育の問題など課題が山積しているとの認識を示し、「市民に直結する議題は、議員が一丸となって解決をしていかなければならない」と語った。
 
 また、「議員の皆さん一人一人のご意見、主義主張は異なっていても、議論は深めていかなければならない」とし、「相手の意見を尊重しながら合意形成に持っていく、そういった環境づくりも、これからしっかり作っていきたい」と述べた。一方で、「執行部に対しては、なれ合いと言われないように、是々非々の対応を取り、緊張感のある議会運営をしてまいりたい」と決意を示した。
 
 小川議員から「副議長に」と推薦を受けた仲議員は「議長の補佐として全力を挙げて務める」と語った。
 
 正副議長選挙では、議員懇談会で所信を述べなかった議員にも投票することができる。議会事務局によると、従来通り、現議長などが一度辞任してから、あらためて正副議長選挙を行うという。
 

      尾鷲市

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