尾鷲市は6日(土)午前9時から午後9時まで、古江の海洋深層水取水施設アクアステーションで七夕イベントを開く。夕方以降は施設をライトアップしたり、ロウソクをともした小さな舟を深層水タッチプールに浮かべるなどして、幻想的な雰囲気を演出する。
海洋深層水の周知や、子どもたちの遊び場、市民の交流の場をつくることを狙いに、毎月イベントを実施している。
アロマキャンドルづくり、メダカアクアリウム作り、宝探しなどを楽しめるほか、飛行距離でギネス認定されている紙飛行機を作って芝生で飛ばす。水鉄砲やスポンジ銃、木のおもちゃなども用意する。
市内の保育園や学童クラブなどの子どもたちが記入した短冊をタッチプールに飾ったり、施設内に多くの風鈴を取り付けたりして、「写真映え」するスポットにする。浴衣で来場した人はスタッフに写真を撮ってプレゼントしてもらえる。
ライブは午後6時から。午後8時からは、市立天文科学館のスタッフによる出張星空観望会を開く。
キッチンBa—mi、織屋、さざなみ屋、やきやまふぁーむの出店もある。
同施設では多くの来場を呼び掛けている。問い合わせも同施設(0597-27-8080)。
マダイ放流も豊かな海づくりPR
「第44回全国豊かな海づくり大会 美(うま)し国みえ大会」が来秋、南伊勢町と志摩市で行われることから、古江漁港でマダイの稚魚の放流も行われる。来場者の中から希望者を募り、午後4時から船揚げ場で放流する。
県は「つくり育てる漁業」の重要性を啓発するとともに、大会の気運醸成を図るため、県内市町や水産関係団体等と連携して各地の沿岸や河川において稚魚の放流にリレー形式で取り組んでいる。