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作品レベル年々上昇 木工工作コンクール 10月1日まで展示

 新宮木材協同組合(植松浩理事長)と紀南木材新緑会(中谷友哉会長)主催の「第45回児童・生徒木工工作コンクール」の作品展示が9月30日、新宮市あけぼの、新宮木材会館で始まった。10月1日(日)は午前9時から午後4時まで。

 コンクールは毎年恒例で、今年は新宮市、東牟婁郡、田辺市本宮町、三重県南牟婁郡の小学校25校から367点の作品が集まった。先月、協賛団体の関係者らが審査を行い、22点を入賞作品として選んだ。このうち上位3点を、来年1月から審査が始まる「第48回全国児童・生徒木工工作コンクール」に出品する。
 
 今年は、新型コロナウイルスにより行っていなかった「らくがきコーナー」「スーパーボールすくい」なども4年ぶりに開催され、さらに和歌山県の事業を利用し、木製のおもちゃで遊べるコーナーを設けて来場した子どもたちを楽しませた。
 
 新宮木材協同組合事務局長の山本盛都さんは「イベントを行うことで、木に触れてもらい、ほかのものに比べて加工しやすい木の良さを知ってほしい。作品のレベルも年々上がっているので見ていただければと思う」と話した。
 

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