地元向けにも自然体験
紀北町便ノ山、町営森林公園オートキャンプ場「キャンプinn海山」の2025年度収支実績がまとまった。宿泊者数は3年連続で減少したが日帰り客数を倍増させ、売り上げも6000万円台を回復した。

宿泊者数は1万8714人(前年比334人減)の一方、日帰り客数は3055人(同1658人増)となり、利用者数は2万1769人(同1326人増)と3年ぶりに増加に転じた。売り上げは6031万3295円(同158万622円増)で2.7%増加した。
月別に見ると、利用者数最多の8月は8143人(同1891人増)で、そのうち日帰り客が1456人(同941人)と、繁忙期の8月に日帰り客が伸びていることが見てとれる。利用者数でみると7月4187人(同238人減)、9月2766人(同628人増)、5月1277人(同417人減)、11月1013人(同205人増)が1000人を超えており、ゴールデンウイークや秋のキャンプも需要が高いことがみてとれる。
支出は4907万7626円(同144万3395円増)で、黒字幅は1123万5669円(13万7227円増)と、1000万円前後を維持し続けている。主なものは、運営するふるさと企画舎への委託料3213万2100円(同267万6300円増)、報償費1612万7086円(同78万1975円減)、備品購入費49万9180円(同44万6120円減)、役務費28万6392円(同増減なし)。
町商工観光課の担当者は「全国的に猛暑の夏キャンプ離れがあったが、キャンプinn海山では、デイキャンプや炭火焼ハウスでの日帰り利用を発信し、日帰り利用を増やせている」と日帰り利用促進の手ごたえを語り、熊野古道歩き旅や便石山トレッキングなどのベースキャンプ地としての利用促進、オフシーズン利用促進に向けたソロ・デュオキャンペーンだけでなく、地元向けのアマゴつかみ取り体験やホタル観察会、カナディアンカヌー体験など地域の子どもたちへの自然体験の提供とキャンプinn海山の利用のきっかけづくりをあげた。
