先日、田辺市役所に出向く用事があった。2024(令和6)年5月に新庁舎になってから、中に入るのは初めてだったが、”立派過ぎる”庁舎にまずは驚いた。免震構造の鉄筋コンクリート造り、地上6階建て。内外装に紀州材を多く活用しており、木のぬくもりが感じられる。正面玄関が3階にあり、入るとすぐにカフェと売店がある。Wi−Fi対応のコミュニティスペースが何か所かあり、訪れた日にも読書やパソコンを開いている市民の姿があった。
ひとまず各フロアを巡ろうと、案内表示板を見ていると、通りかかった職員に「どちらかお探しですか」と声を掛けられた。「大丈夫です。ありがとうございます」と返答したが、さりげない声掛けにうれしい気分になった。すれ違う職員もあいさつや会釈をしてくれた。おそらく普段から各職員が目配り、気配りしているのだろう。
行政職員は住民サービスの提供者であることを念頭に仕事をしてもらいたい。特に住民と直接接する窓口の職員に注文する。住民は素人、職員はプロ。分かりやすく、丁寧な応対こそが住民サービスの第一歩だ。
【F】
