• 桜スポット紹介
  • 宴会特集
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

食生活や運動習慣大切 公開講座 糖尿病の理解を深める

 紀北医師会、尾鷲歯科医師会、紀北薬剤師会などが共催する住民公開講座が12日、紀北町生涯学習センターで開かれ、約60人がダイアベティス(糖尿病)について学び、食生活の改善や運動習慣の重要性について理解を深めた。
 
 講師は伊勢赤十字病院の糖尿病・代謝内科、村田和也検診センター長で、「名前まで進化する糖尿病の管理および治療~糖尿病からダイアベティスへ~」のテーマで講演した。
 
 村田氏は「糖尿病の名前は英語の『ダイアベティス・メルタス』の直訳からきている。現在の糖尿病の診断基準には血糖値とヘモグロビン値は含まれているが、尿糖は含まれていない」とし、糖尿病に対する誤解や偏見を払拭しようと、3年ほど前から日本糖尿病協会らが『ダイアベティス』と呼んで啓発活動していることを説明した。
 
 ダイアベティスの歴史にも触れ、紀元前1500年ごろの古代エジプトに糖尿病の記載と思われる文章があり、平安時代の関白・藤原道長、鎌倉幕府開祖の源頼朝、文豪・夏目漱石らも糖尿病を患っていたと紹介。
 
 糖尿病の進行による合併症として、神経障害・網膜症・腎症(しめじ)が「ゆっくりとじわじわと出てくる」と述べ、えそ・脳卒中・虚血性心疾患(えのき)と、その恐ろしさも語った。
 
 治療として、食事療法や運動療法、薬物療法の3本柱を挙げ、肥満防止のために炭水化物の重ね食いや早食いをしないこと、よくかんで食べること、ウオーキングや筋トレなどの運動習慣が、心疾患やがんなどのリスクを低減することなどを挙げ、「治療には家族や友人など周囲の理解が重要」と述べた。
 
 村田氏は「一病息災、一つ持病があるくらいの方がかえって健康に気をつけて長生きできる」との言葉を紹介し、「血糖病は魔物で、血糖値は生き物。病気や健康について理解ができれば行動も変わっていく。食べることも楽しいが、ぜひ体を動かしてほしい」と呼び掛けた。

      3月13日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ