久しぶりの雨に、車に積んでいた傘を広げたら、バリバリッと音がして大きく破れた。お気に入りの傘だったので大変ショック。幸い、ちょうどつなぎ目の所で使用に影響はなさそうなので、しばらくこのまま使い続けようと思う。
子どもたちが傘をさして歩いているのを見ていると、だいたい生地の1か所か2か所が透明の窓になっていて、視野を確保する工夫がされている。また、骨部分に軽くて丈夫なグラスファイバーを使用したり、生地に超撥水のテフロン加工がされていたりと、自分が子どものころより随分進化しているように感じる。
日本人は傘が大好きな国民性のようで、2014年の年間降水日数は世界13位(35か国中)だが、傘の所持数はトップ。1本の購入費用も世界平均の2倍だそう。濡れるのを嫌い、少しの雨でも傘をさす。また世界の主流は折り畳み傘だが、日本では長傘が人気なのも特徴だ。
ちなみに私のお気に入りの破れた傘はこれで2本目。好きすぎてもう1本ストックを買ってあるので、当分の間は雨の日でも少し心晴れやかでいられそう。
【織】