新宮高校・新翔高校・串本古座高校・近畿大学附属新宮高校の野球部合同主催による「ちびっこ野球チャレンジ」が16日、新宮市佐野の新翔高校グラウンドで開催された。
野球部の部員たちとボールを使って遊んでもらうことで野球の楽しさを知ってもらい、子どもたちに楽しいー日を過ごしてもらおうと昨年に引き続き開催。
この日は曇天ながら小学生2人と幼児15人の計17人とその保護者らが参加し、玉入れ・キャッチボール・ゴロ捕り・ 的当て・ティーボール(ピッチャーのいない野球、打者は止まっているボールを打つ)などを楽しんだ。各校の野球部員たちは付きっきりで寄り添い優しく指導。子どもたちは大はしゃぎで、最後はミニゲーム(ミニ野球)を全力で楽しんだ。
串本町から参加したという保護者は「下の男の子が、ボール遊びが好きなので自分から行きたいと言って参加しました」と笑顔で子どもを見守っていた。
近大新宮高校野球部主将の倉津琥太郎さんは「小さな子と遊ぶのが好きなので楽しかった。最初は少しだけ緊張したけど、子どもたちも楽しんでくれていたので自分も楽しくできた。また来年も機会があればやりたい」と感想。串本古座高校野球部の熊谷耕一郎監督は「高校野球連盟の200年構想の取り組みの一環として、子どもの人口減少に伴って野球人口も減ってきているので 野球の裾野を広げて野球界を盛り上げいこうというものです。部員たちも最初は緊張していてが、楽しそうに取り組んでくれた」と話した。