• 求人広告(12月26日掲載分)
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

開通から1か月経過 新宮紀宝道路「大きな問題なく」

 一般国道42号新宮紀宝道路は、昨年12月7日の開通以来、1か月余りが経過した。開通初日などは、できたばかりの道路を通行しようと新宮北IC(インターチェンジ)や紀宝IC付近が混み合う様子が見られたが、現在はスムーズに通行する車両の姿が見られる。

 同道路は、紀宝町神内から新宮市あけぼのに至る延長2.4キロの自動車専用道路。紀伊半島を一周する近畿自動車道紀勢線の一部として、運送や救急医療の輸送時間の短縮、渋滞緩和による地域発展、災害時の交通ネットワークの確保などの効果が期待されている。
 
 開通前から、交通の流れが変わることによる周辺道路を含めた交通安全対策が課題とされていたが、新宮署、紀宝署ともに開通後は交通状況の把握に努めている。道路管理者も主要地点で交通量調査を行うなどしてデータを収集している段階だ。
 
 紀宝署によると、これまでで目立った事故や渋滞は確認されていないという。1年間の中でも交通量がかなり多い年末年始でも、特段のトラブルは見られなかった。IC付近の信号機の運用についても、現状は大きな問題は見られないとのこと。今後も様子を見ていくとした。
 
 新宮市は、新宮北ICを経由して市内に流れる車が増えたことから、交通安全を呼び掛けるとともに、消えかけていた道路標示を修繕するなど安全対策を進めた。
 
 
■年末の渋滞は解消へ
 
 帰省客や観光客が集中する年末は、新熊野大橋の新宮向き車線が大渋滞するのが長年続いていたが、新宮紀宝道路が開通していた昨年末はその様子が一変した。その年の曜日の並びや時間帯によって違いはあるものの、やはり車が新熊野大橋と河口大橋の2つに分散して流れたことが分かる。
 

      1月10日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ