新型コロナウイルス感染症の影響で制限をしていた外国人観光客の受け入れ条件が緩和され、約2年半ぶりにほぼ平常に戻った。全国ニュースでは、早速多くの訪日旅行客が訪れているというニュースが流れている。タイや台湾では日本旅行が人気のよう。27年ぶりの円安で、割安で日本に来られるようになっている。外国人客を受け入れる場所では、当分はフィーバーといった状況になるのではないか。
訪日外国人を大きく伸ばそう、と取り組みが動き出した中でのコロナ禍。仕切り直しとなった事業者も多いのではないか。円安もあって政府の目標以上に観光客が訪れる可能性がある。何度か来ている人は東京、大阪のメインルートから外れて、いろいろな地域に出向くと考えられる。三重県も絶好のルートの一つとなっている。
外国人対応で一番困るのはやはり言葉だろう。受け入れ態勢整備として第一に、言語の違いによるトラブルを避ける対策が求められる。イラストの描かれた指差しカードや、電話またはオンラインでの通訳サービスなど、コロナ禍前に普及を図ろうとしていた道具やサービスについて、できるだけ早く普及することが望まれる。
(M)