東京で連日夜、熱い戦いが繰り広げられている。200以上の国・地域から2000人以上の選手が参加する「東京2025世界陸上」。日本での開催は3回目で、東京では34年ぶり2回目となる。会場の国立競技場は超満員のようで、世界トップアスリートのパフォーマンスを間近で体感できる貴重な機会となっている。
暑さ対策で日中の競技は避けられ、多くは午後7時からがメインとなっている。10時以降に決勝というスケジュールも多い。現地で観戦する陸上ファンはこのあと一斉に会場を出て、終電に間に合うのだろうか、などといらぬ心配をしてしまう。
テレビ的にはゴールデンタイムで大変見やすく、視聴率も右肩上がりだとか。私もテレビの前で、男子棒高跳びのデュプランティス選手の世界新記録更新に喜び、男子110メートルハードルの村竹ラシッド選手のインタビューにもらい泣き。会場と一体となったように一喜一憂している。
これから最終日の21日まで、日本勢の活躍が期待できる競技が残っている。串本町出身の久保凛選手の走りも楽しみ。
【織】
