大リーガー、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースが地区優勝を決めた。ロサンゼルス・エンゼルスから移籍1年目、メジャー7年目での自身初の優勝である。大谷選手は今シーズン、「50本塁打&50盗塁(50−50)」をマークするなど、走打で大活躍。地区優勝の立役者の1人であることは間違いないだろう。
大谷選手はシーズン当初から、「チームの優勝」を目標に掲げていた。個人の成績よりもチームの勝利を最優先した結果が、偉業の達成へと少しずつ繋(つな)がっていったのだと思う。次は、リーグ優勝目指して頑張ってほしい。
チームプレー精神は何もスポーツだけではない。私たちも日常生活で誰かと支え合って生きている。家族や職場、趣味の場など、それぞれがチームで、個人プレーだけではうまくいかないことも多い。全体の幸せに比例するように、結果的には個人の幸福度も増してくるのだと思う。協調性が希薄になりがちな現代だからこそ、結果を出している大谷選手のような素晴らしい考え方を見習いたいものである。
【織】