パリオリンピックが開幕した。日本時間の27日にはセーヌ川を舞台に開会式が行われ、8月11日までの約20日間、32競技329種目でメダル争いが繰り広げられる。
五輪機運を高めるために、オリンピックを振り返る特番がテレビで何度か放送されていた。日本が参加してから1世紀以上の五輪史の中では、今も語り継がれる数々の名勝負や名場面、名言が生まれた。
夏冬ともにオリンピックが好きで、寝不足になりながらよく見ていた。夏の大会では、レスリングの伊調馨選手の4連覇、柔道の野村忠宏選手の3連覇、水泳の北島康介選手の2連覇などの快挙が思い浮かぶ。冬の大会で心に残っているのはリレハンメルでのノルディック複合、荻原健司さんの金メダル。一方、大ファンの浅田真央選手が銀メダルやメダルなしに終わった大会ではテレビの前で一緒に涙を流した。
前回の東京から3年。徐々にあの時の興奮が蘇ってくる。メダルの期待がかかる柔道やレスリング、体操などのほか、大好きなバレーボールも楽しみ。どんなドラマが生まれるのか。今回も寝不足確定だ。
【織】