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紀南抄「日本の原風景を守れ」

 新宮市熊野川町の熊野川行政局が開いた「米作り体験」にお邪魔した。親子らが泥んこになって田植えを楽しんでいた。収穫期には稲刈り体験も行われる長いスパンの体験交流事業の一環で全てを手作業で行う。
 本宮町の発心門近くの田んぼで関西電力労働組合和歌山地区本部が実施した「田植え体験」にも顔を出した。組合員の親子たちがズボンをまくり上げ、泥の中で懸命に苗を手植えしている姿に熊野古道を訪れた外国人観光客が足を止め、その風景を眺めていた。
 農林水産省の資料には江戸時代(元禄)の田植えは、となり近所の人たちも手伝って、みんなで田んぼに苗を植えていた。昭和30~40年代には、田植定規(じょうぎ)という道具を転がして、田んぼに苗を植える目印を付け、やはりこのころも手植えしていた。子どもも大事な働き手であることから、田植えの時期は学校も休みになっていた。平成元年~田植え機を使うようになったとある。
 万人が癒やされる農業の原風景を守るには、国や地方自治体だけではなく、誰もが考えていく時代に入ったといえる。
【茂】

      紀南紗

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