2月14日はバレンタインデー。バレンタインソングといえば、昭和の時代に活躍した女性アイドルグループメンバーのソロ曲「バレンタイン・キッス」が定番。1986年の発売以降、シーズンになるとテレビのBGMで流れるなど順調に知名度アップ。2007年発売の女性ユニットの代表曲「チョコレイト・ディスコ」にトップの座を奪われかける危機を乗り越え、現在ではその地位をゆるぎないものとしている、とテレビで放送されていた。
個人的には子どものころ、NHKのみんなのうたで放送していた「バ、バ、バレンタインがやってくる~」というフレーズが印象的な歌が思い浮かぶ。ひとつももらえないかもしれないという憂鬱な気分で迎えた当日、クラスのアイドルがくれたたった1個のチョコがとてもうれしいという、男子のリアルな気持ちを表現している歌詞のように思う。
先述の「バレンタイン・キッス」が一強の理由として、クリスマスや卒業ソングなどと比べてライバルが少ないことが挙げられるとのことだった。音楽業界も隙間産業なのである。
【織】