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紀南抄「祭りにかける熱い思い」

 新宮市の熊野速玉大社の例大祭が10月15日・16日の2日間、行われる。「新宮の速玉祭」として国の重要無形民俗文化財に指定されており、コロナ禍が明けた今年は渡御行列の人数など従来の形に戻しての斎行。全国から崇敬者の参拝もあり、地元の見物客も含め、久々に活気あふれた祭りになる。

 祭典関係者による事故防止協議会が先日開かれ、渡御行列が元通りになるため交通誘導や周辺警備をしっかりと行い、安全対策に万全を期すことなどを確認した。その際、道路使用許可ついて説明する新宮署の署員からは、道路交通法の順守を原則に許可を出すこと、言い換えれば、順守できなければ許可を出せない、と繰り返し伝えられた。一方で、祭典関係者からは、道交法の順守に何ら異論はないとしながら、神輿(みこし)巡行の際、要所での”練り”は市民への披露の場でもあり、あまりに規制が厳しいと、長年続いてきた祭りの意義が廃れてしまうとの声が出た。

 署員も立場上、「決まり」を伝えるだけなのは分かるが、関係者の祭りにかける思いだけはわかってほしい。

【F】

      紀南紗

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