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紀南抄「土用の丑の日のウナギ」

 きょう30日は、土用の丑の日。古くから、夏バテしやすいこの時期に、疲労回復効果のある梅干し、食べやすいウリやうどんなど「う」のつくものを食べる風習があった。中でも滋養強壮としてウナギを食べる習慣が江戸時代に定着し、現代では老舗専門店だけでなく、スーパーやコンビニなどでもウナギ商戦が活況である。

 今のようにウナギが超高級品でなかった子どものころ、時折食卓にウナギのかば焼きが並ぶことがあった。一度、小骨を喉に詰まらせて以来トラウマとなり、私はもっぱらタレご飯専門。主役がなくとも、祖母が作った甘辛いタレだけで満足し、何杯もおかわりしていた。

 今年はどこのウナギを食べようか。そんな声が聞こえてきて、誘われたり事前予約注文を依頼されたりしたが、値段が高いし好きじゃないし、私には関係ないと興味を示さなかった。しかし先日、スーパーで国産ウナギのかば焼きが何と1000円に値下げされたのを見つけた時は速攻でかごに入れた。1匹を家族で分け合った。1人2切れぐらいしかなかった。少しは精がついたかな。

【織】

      紀南紗

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