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紀南抄「言葉の移ろい」

 新聞記事を書くために使用しているパソコンには、頻出だがこの地方に特有である固有名詞や神社仏閣などの専門用語、「コロナ禍」などの新たな単語を、自ら登録して変換ですぐ出てくるようにしている。そして最近、「性自認」を登録した。
 
 古いパソコンなので「せいじにん」と入力してもせいぜい「政治人」としか出てこなかった。一昔前は、「性自認」はほとんど浸透していない言葉・概念であったようだ。言葉は社会を形作り、社会は新たな言葉を生み出す。
 
 新宮市が行ったパネル展示で、「性同一性障がい」という言葉を見た。現在は疾患として扱われているが、今後は名称も改められ、扱いも「医療行為は必要であるが、病気ではない」という妊婦などと同様の方針になっていくという。
 
 「障がい」とは元々障がいという状態があるわけではなく、“人並み”の社会生活を営むことが難しい状態を「障がい」と名付けたものである。例えば先進的すぎる人間も、それは障がいとして扱われる。しかし時代が追い付いていけば段々と人の見方も変わり、言葉も移ろってゆく。
 
 新しい言葉や考え方を受容できる姿勢を大切にしたい。
 
【稜】

      紀南紗

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