少し前からパソコンの調子が悪くなってしまった。古いパソコンだから仕方ない、そのうち自然治癒するかなと安易に考えて何度か再起動するも、一向に改善する気配がない。何せ反応が遅くて、メール1通送るのに30分ぐらいかかる。文章を編集するのも一苦労。カーソルが言うことをきいてくれないのである。
そんな不便な生活を送っていたある時、キーボードの決定ボタンが反応することに気づいた。もしかしたらマウスが壊れているだけなのかもと愕然。別のマウスをつなぎ直してみると、あっさり問題が解決した。あの超イラつきマックスの数週間はなんだったのだろうと拍子抜けした。
思い込みとは恐ろしいもので、先入観があると他の理由には意識がいかなくなる。俯瞰して物事を見ることは大切だと分かっているが、何度もパソコンが動かなくなった状況に遭遇したことがあるという経験も追い打ちをかける。余談だが以前、画面上のウインドウが勝手にペラ~とめくれ上がったと思ったら、パソコンから白い煙が出て壊れたことある。あの時は、爆発するかもと思って椅子から転げ落ちそうになった。
【織】