わらびもちが誕生して以来、初のブームとなっているという。平安時代にはすでに存在していたといわれるわらびもち。冷たい夏のお菓子というイメージだが、専門店が続々オープンするなど、年間を通して楽しめるようになっている。
ブームの中心となっている人気店のわらびもちをお土産にいただいた。初めて食べるトロトロの食感に感動。普段食べ慣れているリーズナブルなものももちろん好きなのだが、全く別の食べ物のように感じた。
一瞬でなくなってしまったので、何とか家で再現できないかと、早速わらび粉を買ってきて子どもたちと一緒にチャレンジした。柔らかくてまあまあ成功したのだが、相当な量の砂糖を入れないとおいしく感じなかった。食べ過ぎには要注意だ。
1000年以上の歴史を経て、突如脚光を浴びることになったわらびもち。フルーツ入りのものや揚げたもの、ドリンクにしたものも登場して、タピオカに続く注目株としてさまざまに進化を遂げている。日本伝統の食文化が見直されるのは喜ばしいこと。若者にも浸透して、人気が定番化するスイーツとなってほしい。
【織】