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患者減続き厳しさ続く 8年度も4億超の赤字見通し 尾鷲総合病院予算

 尾鷲市の病院事業会計の令和8年度当初予算案は歳入歳出が51億3003万8000円で、7年度に比べ1938万9000円の減。収益的収支、資本的収支とも、4年度から5年続けて赤字を見込む。
 
 病床数は変わらず199床。内訳は、一般病床が143床、療養病床が56床。
 
 患者の見込み数は、入院が1日平均127人で7年度当初に比べ5人減。年間延べ患者数を4万6365人と見込む。外来は1日平均351人で前年度に比べ5人減と見積もった。年間では延べ8万4685人としている。道路網整備が進み人口減少や松阪市や伊勢市などの病院に行く患者も多くなっているほか、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類に変化した後の受診動向の変化で、利用者数が減少を続けている。
 
 収益的収支は、事業収益42億4792万8000円(7年度比1億8164万8000円増、以下同じ)で、このうち医業収益は34億5531万9000円(9280万3000円増)と増収を見込む。
 
 一方、事業費用は46億6299万円(1億3866万7000円増)で、うち医業費用は45億6827万円(1億4082万7000円増)。医業費用を収益で賄えない赤字構造が続く。その他の収支を含め、収益的収支の赤字額は4億1506万2000円を見込んでいる。
 
 医業外収益のうち病院群輪番制病院運営事業補助金は尾鷲市分が1766万円、紀北町分が1566万円。
 
 資本的収支は収入が3億4507万1000円、支出が4億6704万8000円で、不足額1億2197万7000円のうち、1億2171万1000円は一時借入金で措置する。
 
 管理者の加藤千速尾鷲市長は24日開会した同市議会の施政方針演説で「地域における救急医療を堅持したうえで、経営状況も見極めながら、今後の医療機能の在り方について早急に検証し、持続可能な地域医療を提供していく」などと述べた。

      尾鷲市

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