冬の風物詩の一つ、イルミネーションが各地で始まっている。このうち、JR新宮駅前の花壇でも趣向を凝らしたイルミが駅利用者や通行人の心を和ませている。設置しているのは、花壇の管理をしているボランティア団体「はなはなきっさこ」。イルミは今年で10年目を迎えた。
会長の上廣正幸さんによると、同団体は平成23年から新設となった花壇の管理を引き受け、まちの美化運動、活性化に取り組み、美しく明るい駅前花壇を目指している。全て手弁当でのボランティアのため、イルミ設置にかかる資金は各団体などから協力を得ているものの、設置準備や普段の花壇管理に関して、このところ会員の高齢化などで大変だという。
新宮市の玄関口を常に美しく保ってくれていることに本当に感謝。しかし、会員の高齢化は深刻な問題で、手伝ってくれる人をいろいろな場面で募集するものの、なかなか見つからないのが現状。
新宮市の若手職員が輪番制で手伝うことはできないか。ある程度の人数で交代ならそれほど大きな負担にはならないはず。出勤前あるいは勤務終了後の少しの時間を当てるだけでよい。団体の思いに応えてもらいたい。
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