記録的な大雨により、全国各地で被害が拡大している。特に九州や中国地方では冠水や土砂崩れなどが相次いでおり、被災地域に住んでいる人は不安な日々を過ごされていることと思う。日本全国どこが被災地になってもおかしくない現況で、10年前の大水害を経験しているからこそ、とても他人事とは思えない。
九州に住む身内は自衛官のため、お盆休み中も救助活動に携わっていたという。東日本大震災の時にも東北地方に派遣され、その時の惨状は言葉に表せないほどだったと聞いた。自衛隊員のみなさんは災害時には大変頼りになる存在だ。
同じく災害活動のプロである消防職員とともに、地域防災の中核として活動しているのが消防団員。地域住民ならではのきめ細やかな対応が持ち味で、災害時にはすばやい行動で住民の安心安全を守っている。
例年であれば太平洋高気圧に覆われてカンカン照りの毎日だが、天気予報によると今週末ごろまでは全国的に雨が続く模様。延期になっている稲刈りも気になるところだが、もうしばらくは水害に注意しながら過ごしていかなければならない。
【織】