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紀南抄「全国に広がる熊野信仰」

 新宮市はこのほど、岩手県一関市と友好都市関係を締結した。一関市にある室根山には、熊野速玉大社と熊野本宮大社の熊野神をそれぞれに祀(まつ)る2社殿からなる「室根神社」が鎮座しており、両市は熊野信仰を通して交流を深めてきた。
 
 室根山はもともと別名で呼ばれていたが、養老2(718)年に本宮から神霊を勘請された時に「牟婁峰山」と改められ、後世に室根山へと変化したという。そのころから始まったとされる特別大祭は約1300年の歴史を誇り、祭りのクライマックスには本宮と新宮の両神輿が山の斜面を一気に下り、祭場に設置された仮宮までの先着を争う。
 
 遠く離れた東北の地で、熊野信仰が息づいていることに驚くとともに、熊野信仰の歴史の深さと偉大さを実感する。そういえば以前住んでいた埼玉県川越市で熊野神社を発見し、出身者としてうれしくなった記憶がある。北は青森県から南は鹿児島県まで、全国に3000社以上の熊野と名の付く神社があり、特に関東、東北、九州地方に多く存在する。遙かかなたにある熊野に思いを馳せた庶民の信仰を集めたのだろう。
 
【織】

      紀南紗

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