10月25日(日)に投開票される新宮市長選まで半年となるタイミングで、現職が4選を目指し立候補を表明した。同市長選への正式な立候補表明は初めて。年明けから同市議2人が立候補を視野に政治活動やあいさつ回りを活発化させている一方、昨年12月と今年3月の市議会で意向を聞かれ態度を保留していた現職が先に表明する形となった。
記者会見は26日の午前中に行われたが、報道各社の間で、解禁を26日夕方以降と設定されていたため、弊紙は28日付紙面(27日夕刊)での掲載となった。ところが、26日夕刊で報じた地方紙もあった。両紙を購読する方から26日夕方に連絡が入り、紀南新聞になぜ掲載されていないのかと理由を尋ねられた。まさに寝耳に水。ルールを守ったにもかかわらず、読者に不信感を与えてしまったのであれば事情を説明しなければと思い、今回記した。
市長選に関しては、今後さまざまな形で報じることになる。市民の関心を高め、若者から高齢者まで幅広い世代の投票行動につなげるのも本紙の役割の一つだと考えている。公正中立に、きめ細かな報道を心掛けていきたい。
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