本紙エリアの各市町村議会定例会が開会。一般質問が終了、または行われている市町村もある。一般質問が重要視されるのは、議員活動によって得た知見を集約し、まちのあり方に反映させうる機会になる。一般質問によって行政に対し監査機能、政策提案機能を果たすことで、まちは変わる。
それ故、その機能が強化されていくには、一般質問の「質」の向上が不可欠。まず、質問者も答弁者も明確で分かりやすい言葉に努めてほしい。マイクを通しても、何を言っているのか理解できないようでは困る。何千、何万の市(町村)民が傍聴しているとの心がけが必要。
また、その質問によって監査機能や政策提案機能が果たされ、まちがよくなることを目指してほしい。そのためには、行政側が受け入れることが必要になる。
争点の具体化、何を問題とし、何を目指し、何を問い質すのかを明確にする。その論点がどのような施策・事業に当たるのかを整理しておく。政策・課題をめぐって「目指す未来」を設定し、データの強化(争点・基礎・専門情報)など、その問題提起に「納得」を得ることが肝要になる。
【茂】