カナダの男子生徒がピンク色のシャツを着て登校したことでいじめにあい、それを聞いた先輩がみんなでピンクの服を着て「いじめ反対」の意思表示をしよう、と呼びかけたことで始まったピンクシャツデー運動。SNSなどを通して世界中に広がり、日本でも徐々に浸透しつつある。紀宝町では小中学校で運動を展開し、児童がいじめについて考えるきっかけとなっている。
個人的にピンクは大好きだが、年齢的に恥ずかしい、ばかにされる、似合わないなどさまざまな思いが重なり、服は諦めて小物やワンポイントで取り入れる程度にしている。しかし本当は好みの色や柄のものを着たいという願望もある。
好きなように生きていく。何かのキャッチコピーのようだが、性別だとか年齢だとかにとらわれず、堂々と好きなことをして、好きな物を身に着けるのはすてきな生き方だと思う。
いじめられたとしてもひとりじゃない。仲間がいる。人と違っても構わないし、誰も気にしない。そんな多様性を受け入れられる社会になってほしいなと思う。ピンクをまとっている男性はおしゃれでかっこいい。
【織】