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紀南抄「防火意識を高める日」

 26日は、第67回文化財防火デー。昭和30年から1月26日を「文化財防火デー」とし、文化財の防火設備の点検と整備を行い、消防演習などを実施して文化財を火災から守る運動を展開することになった。
 
 消防の火災報知電話サービスが導入されたのは1926(大正15)年のこと。当初は「112」番だったが、かけ間違いが多かったことから、その翌年、ダイヤルを回す距離が長くて、かつ使われていなかった「9」を入れて「119」番にしたのだという。
 
 着物が普段着だった昔の日本女性には、下着を着用する習慣がなかった。着物の下は腰巻などで覆うだけの時代は長く続いたが、1932(昭和7)年に日本橋白木屋百貨店(現在のCOREDO日本橋)で発生した昭和初の高層建築物火災が、この習慣を変えたという。この火災では、高層階から綱にすがって脱出する際、何人かの女性が、着物の裾が乱れるのを抑えようとして綱から片手を離したため、体重をささえきれなくなって転落死してしまった。一説によれば、この白木屋の火災をきっかけに、下着の着用が普及していったといわれる。
 
【茂】

      紀南紗

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