今年もいよいよ終わりに近づき、紀南地方の学校も冬休みに突入。クリスマスプレゼントをゲットし、次のお楽しみの正月に向けて子どもたちはテンション高く、休みを満喫している。
長期の休みに入ると、テレビのロードショーではジブリ映画を放映することが多い。夏休みは定番の人気作品「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」など。25日の金曜日は「風の谷のナウシカ」だった。
ジブリ映画の中で1番好きで、今までに20回以上は見ただろうか。幼い頃は何となく怖いイメージだったが、中高生ごろになると主人公のナウシカに憧れた。原作漫画を読んでさらに深く考え、大人になった今感じるのは、やはりナウシカの心の美しさ。
今回鑑賞し終わったあと、小学5年生の息子に感想を聞いてみた。しばらく悩んだ末に「おもしろかった」と。ナウシカに魅力は感じなかったようだが、戦争の恐ろしさや人間の愚かさは少し分かったようだった。物語の途中でもおかまいなしに熱く語り、セリフまで先に言ってしまう母親を疎ましく思わずに、最後まで一緒に見てくれたことに感謝。
【織】