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紀南抄「ウナギを味わう日」

 奄美地方が20日、梅雨明けした。平年より21日遅く、これまでで最も遅い梅雨明けとなった。近畿地方でも長かった梅雨が間もなく明けそうだ。が…気象庁が発表した週間天気予報によると、西日本では、雨や曇りの日が多く、週末はまた大雨に注意が必要という。お日様マーク(晴れ)が続くのは8月に入ってからになりそうだ。
 
 蒸し暑くなる季節を昔から「土用蒸し」と言う。夏の土用の間にある丑の日が「うなぎを食べて夏バテを防ぐ日」になっている。今年は、21日の土用の丑の日、8月2日が二の丑と、2回ある。
 
 日本では、万葉集の時代にはすでに「ウナギは夏やせにいい」と考えられていたようで、歌人・大伴家持(おおとものやかもち)の歌にも、夏やせした人にウナギを食べるように勧めているものがある。
 
 土用の丑の日にウナギを食べる習慣が広まったのは、江戸時代中期頃といわれる。「夏に客足が落ちて困る」とウナギ屋に相談された蘭学者・平賀源内が、「丑の日はウナギの日」という宣伝文句を考えてあげたという。
 
 さて、今年はウナギをどう味わうか?垂涎の悩みである。
 
      【茂】

      紀南紗

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