約800メートルにおよぶ広大な砂浜で、毎年大勢の観光客や地元住民らでにぎわうブルービーチ那智(那智勝浦町浜ノ宮、那智海水浴場)のオープンを控え11日、大規模なクリーン作戦が行われた。
毎年町が主催しているが、今年は町、かつうら渚の会、和歌山県ホンダ会、本田技研工業株式会社が共催し、同社が社会貢献活動の一環として全国各地で取り組む「Hondaビーチクリーン活動」として実施。「素足で歩ける砂浜を次世代へ」をスローガンに、地域住民や関係団体と連携し、県内ではこれまで和歌山市や田辺市、串本町などでの活動実績があり、今回初めて那智勝浦町で計画した。
この日は約130人が参加。開会式で同町の鳥羽真司副町長は大勢の参加者に感謝を伝えながら、「美しい砂浜を未来の子どもたちに引き続いていくためには行政だけでなく、企業や地域団体、ボランティアの皆さんが連携して取り組むことが大切。それが長年続き、どんどん広がっていることをうれしく思う。今日は熱中症に注意して清掃活動をお願いしたい」と呼び掛けた。和歌山県ホンダ会の成地正敏会長は、これまでの県内での活動について紹介したあと、「大勢の人に集まっていただき大変ありがたい」と感謝を寄せた。
参加者全員で記念撮影を行ったあと作業開始。砂浜には流木や海藻類などの漂着ごみが目立ち、参加者は手分けして回りごみ袋に分別した。集積したごみはオフロードタイプの四輪バギーで回収し、約1時間の作業で砂浜は美しい姿になった。
ブルービーチ那智は18日(土)~8月23日(日)の期間で開設。遊泳時間は午前9時~午後4時30分。駐車場は西側約150台(開設期間中は800円)。設備はトイレ、更衣室、コインロッカー、シャワーを完備している。
水浴場続々と開設
当地方の水浴場のうち、橋杭海水浴場(串本町)は6月28日に、大泊と新鹿の両海水浴場(熊野市)は5日に、大里親水公園自然プール(紀宝町)は11日にそれぞれオープンしている。今後は、高田第1・2自然プール(新宮市)が15日(水)、三輪崎海水浴場(新宮市)とくじら浜海水浴場(太地町)が17日(金)、玉の浦海水浴場(那智勝浦町)が18日(土)に開設予定。
今週末は台風9号の影響で海上の波が高いため海水浴はできないが、来週末にかけては晴れまたは曇り、気温30度を超える真夏日が続く予報で、海水浴日和となりそうだ。
