尾鷲の夏の風物詩、第73回「おわせ港まつり」が8月1日(土)に開かれる。今年も打ち上げ花火3000発が夜空を彩り、打ち上げ前には盆踊りのように尾鷲節を踊る。
「我がらで守り、未来へつなぐ、おわせ港まつり」がテーマ。午後3時ごろから尾鷲港特設ステージの後、午後7時30分から午後9時まで、尾鷲港第一防波堤から早打ちや仕掛け花火を打ち上げる。
特設ステージでは、地元有志バンドや尾鷲高校軽音楽部の演奏、キッズダンスなどの後、午後6時ごろから第38回全国尾鷲節コンクール総合優勝者の西尾亜美さんによる民謡ステージ、尾鷲節保存会や坂東流柳蛙会による尾鷲節や尾鷲節踊りがあり、来場客が飛び入り参加してステージ前のやぐらの周りで盆踊りを踊る。その後もロックジャムと尾鷲節保存会による太鼓競演が祭りを盛り上げる。午後4時30分からは尾鷲港の一角で「尾鷲みなと夜市」が開かれる。
同日開催として、午前中は月例の尾鷲イタダキ市、巡視船すずかの一般公開、自衛官募集相談員による広報活動、三重刑務所による矯正展と即売会がある。中央公民館では、こども茶道クラブによるお茶のおもてなしもある。前日の夕方から、野地町駅前児童公園で「野地町ビアガーデン2026」も行われる。
発電所跡地に1500台
今年の無料駐車場は、尾鷲三田火力発電所跡地に1500台を用意し、ほかには向井黒の浜駐車場が50台。駐車場ではアンケートをとって交通状況を把握し、今後の港まつりの在り方に生かす狙いがある。高齢者や障害のある人、妊娠中の人など歩行が困難な人が利用できる「思いやりパーキング」も、ハローワーク尾鷲と元西村整形外科の駐車場に30台分を用意。無料だが、今月20日(月)までに専用フォーム(▼下記二次元コード)から申し込みが必要。
交通制限はほぼ例年と同じだが、尾鷲市民文化会館や中川に近い第4ふ頭付近は路上駐車が多かったため、今年から正午から午後10時まで車両通行止めの措置をとる。朝日町の高町会館は乳幼児休憩所として開放する。尾鷲市公式ユーチューブチャンネルで午後6時から生配信を行う。雨天の場合は2日(日)に順延し、それ以降になった場合は花火師と調整しながら開催を目指すことになる。
尾鷲観光物産協会で10日に記者会見を開いた岩澤宣之実行委員長は、一般協賛金が昨年より100万円近く多い996万8980円集まったことに触れ、「寄付金が年々減っていく現状をどうにかしたくて協力を呼び掛けてきたが、多くの人が協力してくださった。地元の人や企業、市役所や観光物産協会、実行委員会のメンバーといった関係者など、本当に感謝したい」と述べ、「この昭和25年から73回続く伝統をもっと、100回、150回とずっと子どもたちの世代に残していくことを意識している。花火だけでなく、丸1日尾鷲で楽しんでもらえれば」と語った。
▼申し込み

