七夕の雰囲気 醸し出す
仲之町商店街 2年ぶりに飾り掲げる
仲之町商店街 2年ぶりに飾り掲げる
新宮市の仲之町商店街に園児らが製作した七夕飾りが掲げられている。仲之町商店街振興組合(福田一郎理事長)が長年この時期に行っている恒例行事。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため2年ぶりで、七夕翌日の7月8日まで掲出予定。
アーケード商店街ならではの取り組みで、今年は市内の8つの保育園・こども園・幼稚園が参加。どの園も2年ぶりに打診を受け、先月から園児らが一生懸命に製作に取り組んだ。
飾り付けは商店街の役員らが集まり17日朝から昼過ぎにかけて実施。縦2メートル、横3メートルほどある作品をアーケードの上部に取り付け、まっすぐになっているかどうか確認するなど手際よく作業を進めた。
飾り付けが完了すると早速見学して写真を撮影する保護者や買い物客の姿が見られた。今後、圓によっては自分たちの作品見学に訪れるところもある。商店主によると、例年期間中に強風を受けて留め具が外れるなどすることがあり、その都度修繕しているという。「コロナ禍だが、園児たちの力作で少しでも気持ちが明るくなれば」と話していた。
※写真は順不同