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交通事故にあわないように 向井小で「ひまわりの絆」

 尾鷲市立向井小学校で14日、交通安全・防犯教室が開かれた。全校児童12人が高校生らから安全の守り方を学び、交通事故防止を願ってひまわりの種を植えた。
 
 2011年、京都府で4歳の男児が交通事故で亡くなった。その男児が幼稚園で育てていたひまわりの種を両親が育て、担当していた警察官に交通事故根絶を願って託し、現在は「ひまわりの絆プロジェクト」として、全国で花を咲かせているという。
 
 県内で子どもが巻き込まれる交通事故が続いたため、尾鷲署が京都府警から同プロジェクトの種100粒を分けてもらった。交通安全と防犯について学ぶ授業を行い、セーフティーバイシクルリーダーとして委嘱している尾鷲高校の生徒会役員6人も協力した。
 
 子どもたちはグループに分かれて苗ポットに種を植え、じょうろで水をかけた。その後、葉っぱの形をした紙に「不審者の話を聞かずにすぐ逃げる」「交通安全の右左右を守る」「みんなが横断歩道を気を付けて渡れますように」などと書いて貼り付け「ひまわり安全宣言」を完成させた。花は校庭に植え変え育てていく。
 
 授業では、児童のうち5~6年生4人が校区内の地図を示しながら、横断歩道や曲がり角、困ったときに助けを呼ぶ「こども110番の家」などを紹介。クイズを交えて身の守り方を伝え、高校生もあえて間違った選択肢を選んで学びを深めるよう工夫していた。
 
 尾鷲高校の生徒会役員は寸劇を披露し、道路への飛び出しが危険なこと、知らない人について行ってはいけないことを児童に訴えた。
 
 津島草太君(向井小4)は「高校生の寸劇は上手くてすごくて面白かった。もし不審者がいたら、こども110番の家に駆けこむようにしたい」と話した。
 
 尾鷲署の村上敦交通課長は「県内で子どもが被害にあう交通事故が続いており、防ぐことができればという思いで、京都府警から種を分けてもらった。より身近な立場の高校生の協力のおかげで、より小学生に交通安全や防犯について伝わった」と感謝していた。

      尾鷲市

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