１８日午前９時５０分ごろ、熊野古道八鬼山を歩いていた北海道在住の女性から、「八鬼山山頂付近を登山中、ツキノワグマらしい動物の糞を発見した」と、県立熊野古道センターに通報があった。
　場所は、山頂付近から江戸道に下りた付近で、明治道との分岐点からさくらの森広場までの間。
　同センターと尾鷲市、尾鷲観光物産協会がそれぞれ、ホームページに情報を掲載して来訪者に注意を呼び掛けるとともに、市水産農林課が八鬼山越えルートの入り口や痕跡発見場所付近に注意看板を設置している。