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次年度は濱田和宏会長体制 尾鷲YEG 活動で地域活性化加速

会員30人超える
 
 尾鷲商工会議所青年部(YEG)は17日、尾鷲市朝日町の同会議所で臨時総会を開き次年度の体制を決めた。会長は濱田和宏さん(濱周)が就任することが決まった。

 会員31人のうち19人が出席。ほかに8人が委任状を提出した。冒頭、小倉裕司さんは「本年度、創立40周年ということで、さまざまことに取り組んだ。先週、ドッジボール大会を無事に終了できた。企画段階では考えてもいないような多くの人に来ていただいた。非常に盛り上がったイベントになった」と話した。20周年の時に先輩部員が行い、現部員が当時参加した思い出があったことも、ドッジボール大会を記念事業に決めたきっかけだったと言及。「僕らが(子どもたちに)何を残していけるか考えながら企画した。ドッジボールに関わっている移住者との出会いもあった。これを機にドッジボールが尾鷲に根付いて行けばいい」とあいさつした。

 最初に理事・監事が選出され、理事が別室で協議。濱田さんを次期会長に選んだ。濱田さんは理事を3期務めており、直近では5年度と6年度に総合委員会委員長を、本年度は副会長を務めている。

 濱田さんは「10年前、青年部は5人というところから10年で30人を超えるというところまで大きく成長した」と振り返り、「この30人の青年部メンバー(という人数)は大きな次のステップにつながっていく。一人一人の力をしっかり出して、これまで以上に地域社会の活性につながるような動きを加速させていきたい」と抱負を述べた。また、副会長には岩澤宣之さん(クレープショップメープル)を指名した。

 世古大介総合委員長は、これまでの活動について紹介。「40周年という大きな節目の年を迎え、各事業で活発な活動を展開した」と語り、ドッジボール大会について「子どもから大人まで楽しめる大規模で活気のあるイベントとなった。節目にふさわしい事業になったと感じている」と感想を述べた。また、来年2月に記念式典を開くことから「これまでの歩みを振り返り、地域を盛り上げるとともに今後のさらなる発展を誓う場として準備を進める」と語った。

 来賓として出席した同会議所の北裏大会頭は、「会議所活動の最前線で活躍いただいている」と活発な取り組み、親会事業への協力に感謝を示し、メンバーが増えていることを踏まえ「ここ数年、盛り返していただいている。40周年を糧に50周年に向けて尾鷲を引っ張っていってほしい」と祝辞を述べた。

 同会議所が将来のビジョンとしている尾鷲北山道路に関連して、道路整備には構想から事業化まで、事業化から完成までそれぞれ長い月日がかかり、実現には民間の力が重要になることから「尾鷲北山道路は未来の道。10年、20年とかかる。皆さんが期成同盟会の中心となって頑張ってほしい」などと呼び掛けた。

 来年度の理事と監事は次の皆さん。敬称略。

▽理事
 石川 智将(尾鷲石川商工)
 内山 大輔(尾鷲介護サービスライト)
 奥村 佳輔(ハヤミ重機)
 世古 大介(世古米穀店)
 中瀬 幸志(中瀬幸志司法書士事務所)
 中平 喜泰(中平鈑金塗装)
 濵野 恭行(カフェスケール)
 吉村 翔陽(吉村プロパン)

▽監事
 小倉 裕司(南清社)
 小椋 洋平(小椋商会)

      尾鷲市

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