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「安心して中学生に」 入学前に交流 矢渕中校区

 中学校入学を控えた児童が生徒と交流を深めることを目的とした「矢渕中学校区人権フォーラム」が21日、紀宝町鵜殿の町生涯学習センターまなびの郷であった。同校区内の鵜殿、井田、成川、神内の小学校6年生72人と矢渕中学校の2年生48人が集まり交流。また、うどの幼稚園の園児による歌の発表もあった。
 
 人権フォーラムは毎年、同中学校に進学する前に児童が生徒と交流を深めることで、中学校入学に対して夢や希望、期待をふくらませることを目的に実施。また、卒園を控えた園児も交流を図り、安心して入学できるよう参加している。
 
 はじめに成川小学校の森倉睦成校長があいさつ。幼稚園児の発表があることを紹介した上で「皆さんも今から6年前、8年前、幼稚園の皆さんのように小さかった。6年間、8年間でずいぶんと心も体も成長しました。今日は幼稚園の皆さんの歌う姿を見ながら自分のこれまでのことを振り返り、すごろくトークなどにチャレンジしてほしい。今日感じたこと、気付いたことを学校に持ち帰って生かしてほしい」と呼び掛けた。
 
 続いて、幼少中交流として、うどの幼稚園の4・5歳児39人が歌「小さな世界」の合唱を発表。温かい拍手が送られた。
 
 その後、「自己紹介ゲーム」などで緊張をほぐし、小中交流として「すごろくトーキング」を実施。全体を各校の児童生徒5人で構成される23班に分けスタート。サイコロを振り、出た目のマスのお題について話し、各自ゴールを目指す。お題には「好きな食べ物」や「好きなテレビ番組」「最近びっくりしたこと」など身近なものから、「苦手な教科」「将来の夢」「やってみたい職業」など学習や進路に関わるものも入っており、各班で活発な交流が行われた。
 
 最後に児童を代表して成川小学校の谷口満花さんがあいさつ。「中学校に入学することが楽しみですが、心配や不安などもあります。ですが、中学校の皆さんと話をしたり、他の学校の6年生と一緒にゲームを楽しんだりして少し不安が減りました。交流をする中で、みんながそれぞれいろんな考えを持っていることを知り、人とは違う考えを持っても良いと分かりました。人権フォーラムで少し自信がつきました。中学校の皆さん、4月からよろしくお願いしますと」と伝えた。

      紀宝町

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