教職員や同級生の激励受けて
受験シーズンを迎え、大学共通テストが18日(土)と19日(日)の2日間実施される。試験会場から遠方である新宮市内の県立新宮高校と近畿大学附属新宮高校の受験生らは17日、和歌山市の会場に向け、教職員や同級生らの激励を受け、それぞれバスで出発した。
新宮高校は3年生196人のうち60人が受験。15日に説明会を行い、下村史郎校長は「集中して受けることが1問合うか合わないかにつながってくる。試験中に分からない問題や思い出せない場面があっても、集中して一生懸命考えてもらいたい。2日間の長丁場になるが集中して全力で試験を受けてほしい」と激励した。出発当日、生徒は受験票を持参しているか教職員と再確認した上でバスに乗車。バスの出発時には教職員や同級生、後輩らが手を振って見送った。
近畿大学附属新宮高校は、3年生104人のうち76人が受験。JR新宮駅に集合し、出発の際には榎本圭吾進路指導部長をはじめ引率以外の教職員も見送りに訪れた。16日に説明会を行い、そこで池上博基校長が激励を送った。榎本進路指導部長は「いろんな人が応援してくれているので期待に応えられるように元気に2日間頑張りましょう」と激励。出発時には、「頑張れ!!近大新宮」と手書きした水色の横断幕を教職員が掲げる中、それぞれが気持ちを高めてバスに乗り込んだ。