新宮市佐野の新宮港緑地公園で16日(日)午後6時50分から、伝統の佐野柱松が開催される。雨天時は22日(土)に延期。
佐野柱松は、佐野地区で行われている五穀豊穣(ほうじょう)や害虫駆除などを祈願する火祭り。明治時代に始まり、戦後、物資不足などで中断されていたが、1993年(平成5年)に復活した。高さ約15メートルの位置に取り付けられた花火付きのかご目掛けて小さな松明を投げ入れる。地区に伝わる地唄「木遣り節」にあわせ、寝かせた状態の柱を起こす様子も伝統を感じさせる。
そんな祭りを準備から当日の運営、翌日の後片付けまで取り仕切るのが、佐野柱松実行委員会。現在の会員は約40人で、若手・中堅・ベテランが一丸となり、チームワークは抜群だ。今年も6月ごろから準備に取り掛かり、寄付回りや松明(たいまつ)作り、のぼり・ポスターの掲出、会場設営など、毎週日曜日を中心に進めてきた。
瀬古尊夫会長は、暑い中での会員の働きぶりに感謝を寄せるとともに、「会員の士気も本番に向けて盛り上がってきている。天気が気がかりだが、無事に晴れて開催できるよう願っている。皆さんの期待に応えられるようしっかり頑張っていきたい。1人でも多くの人に来場してほしい」と話した。
当日は夕方からサニーサイド・ジャズ・オーケストラによる演奏で会場の機運を高めたあと、午後6時50分の火興し儀式でスタート。太鼓演奏や創作踊りなどのステージイベント、子ども柱松などに続き、メインの柱松を行う。最後は打ち上げ花火で締めくくる。また、会場には地元飲食店やキッチンカーの出店もあり、実行委は多数の来場を呼び掛けている。
また、今年は「佐野柱松フォトコンテスト2026」を開催。詳細は佐野柱松インスタグラム(▼下記QR)で確認できる。
▼佐野柱松インスタグラム

■ 柱松プログラム
18時50分 火輿し儀式
19時 柱松会長・新宮市長・佐野区長あいさつ
アイスカービング 小阪芳史さん実演開始
19時10分 「サニーサイド・ジャズ・オーケストラ」演奏
演奏後、こども松明投げ参加者募集(小学4年~中学3年対象:保護者同伴、応募多数は抽選)
19時30分 創作太鼓「紀宝楽」演奏
19時45分 追善花火
19時50分 こども松明投げ開始
20時10分 「くろしお児童館」創作踊り
終了後、松明投げ参加者募集(高校生以上:飲酒者参加不可、応募多数は抽選)
20時25分 打ち上げ花火(スターマイン)
アイスカービング完成披露
20時35分 御柱起て 佐野木遣り節
20時45分 松明投げ開始
20時55分 打ち上げ花火(スターマイン)
21時 終了

