新宮市は1月25日(土)、市役所別館で、こども食堂セミナーin新宮を開催する。基調講演とパネルディスカッションの2部制で、こども食堂が地域で担う役割やこれからの話などを聞くことができる。参加無料、申し込み不要。時間は午後1時から3時まで(開場は午後0時30分)。
多くの人にこども食堂について知ってもらうため実施。子どもたちが安心して過ごせる居場所であり、地域住民の交流の場でもあるこども食堂の輪は全国で広まっており、市内でも有志の人々によって行われている。
セミナーは、こども食堂に関心のある人やこども食堂を開催したいと思っている人、地域活動に関心のある人などを対象に実施する。
第1部の基調講演は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの理事長、湯浅誠さんが「こども食堂と地域の未来」と題して行う。
湯浅さんは、1990年代からホームレス支援・生活困窮者支援に従事し、内閣参与、内閣官房社会的保活推進室長、震災ボランティア連携室長などを歴任。2018年に全国のこども食堂を支援するための民間団体「むすびえ」を設立。内閣官房こども家庭庁「こども家庭審議会こどもの居場所部会」委員。著書に「つながり続けるこども食堂」など。
2部はパネルディスカッションで、湯浅さんがコーディネーターを務め、パネリストには市内で活動する炭屋正志さん(きっちん・クローバー)と丸谷昌良さん(三佐木こども食堂)、さらに和歌山県こども食堂応援ネットワーク会長の岡哲司さん、和歌山県東牟婁振興局長の鳥羽真司さん、新宮市の田岡実千年市長が登壇する。
問い合わせは、新宮市子育て推進課(電話0735-23-3740、▼メールアドレス下記参照)。
▼問い合わせメール
(kodomo-soudan@city.shingu.lg.jp)