和歌山県は８月２５日（日）午後１時～３時３０分（開場０時３０分）、串本町サンゴ台のメルキュール和歌山串本リゾート＆スパ１階メインホールで、「宇宙シンポジウムin串本」を開催する。

 

　今年で６日目の開催。今回のテーマは「ロケットは難しい、そしてネクストステージへ」。チャレンジングな取り組みを続けること、失敗を繰り返して改善するプロセスの重要性を知ってもらうことを目的に、日本の基幹ロケットである「H３ロケット」や、世界初の月へのピンポイント着陸に成功した小型月着陸実証機ＳＬＩＭのプロジェクト担当者、そして日本を代表する宇宙関係者が登壇する。シンポジウムの運営には、公立高校で全国初となる「宇宙探究コース」が今年度に新設された串本古座高校生が協力する。

 

　当日は、ＪＡＸＡ理事で宇宙輸送技術専門部長の岡田匡史氏と、ＪＡＸＡ宇宙科学研究所教授の澤井秀次郎氏が基調講演を行ったあと、串本古座高校生とスペースワン株式会社取締役で公益財団法人日本宇宙少年団専務理事の遠藤守氏による事例発表と現状報告。休憩を挟み、パネルディスカッションでは、東京大学大学院工学系研究科教授の中須賀真一氏が進行役、岡田氏、澤井氏、遠藤氏、串本古座高校教諭の藤島徹氏がパネリストを務める。

 

　定員は現地３００人（申し込み先着順）のほか、オンラインでも配信する。参加希望者は下記のＱＲから申し込む。締め切りは８月１６日（金）。問い合わせは、和歌山県成長産業推進課（電話０７３-４４１-２３５４）。