尾鷲市老人クラブ連合会は7日、市役所第2・第3委員会室で議会との意見交換を行った。大西正隆会長ら役員10人が出席。活動時の市のマイクロバス利用や会員増強への支援を呼び掛けたほか、中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地活用について現状説明を求めた。
議会は報告会の一環として同連合会との対話に臨んでいる。
老人クラブの行事の際のマイクロバス利用は以前に要望が行われていたが、議長を通して執行部に意見を伝えているとの回答にとどまった。市が加入している保険は、市の業務外の場合は保険金が下りない内容になっているため、現状では貸し出しは難しいという。
会員増強に関しては、市の高齢化率は約47%で、今後さらに人口減少が見込まれると指摘した上で「支えてもらう側でなくて、元気な高齢者の方が今度支え手に回るというそういう方法しかない」との意見が出た。また、国は、人口減少の克服ではなく減少カーブを緩やかにしていく方針と説明があった。議員からも、老人クラブ連合会の活動が高齢者の引きこもりを防ぐことにつながっていると感謝の声もあった。
火力発電所跡地利用については、野球場利活用に関連し、宿泊施設が少ないのが課題という意見が出た。
三木里海岸の松枯れも質問があり、「海水浴場が、多くの客で昔のようににぎわってほしい」との声があった。
議員側は、市内唯一の海水浴場で、大事な地域資源であり、市としても何とか活性化に結び付けたい意向があること、来訪者による問題行動があり条例を作ったことを説明した。
松枯れについては先だって議員視察を行っており、文化財になっている、紀州藩の5代藩主だった吉宗が防風林として植林させたとされたものに対し、樹木医の診断が行われることになっている。その他の松は、合わせて実施できるかは不透明という。
議員から「樹木医がどのような診断をし、治療をしたのか知ることが大切。全部マツクイムシにやられていると見える。いずれ全て伐採が必要ではないか」との見立てが示されたのに対し、参加した役員からは「いずれ切ることになるにしても、ある一定の手当てをしてほしい」との要望があった。
このほか、始神テラスのような施設の整備を呼び掛ける意見もあった。
