先日取材で、ものすごく久しぶりに神倉山に上った。ありえないぐらい息切れし、途中で気分が悪くなる始末。中の地蔵で座り込んで体力を回復させ、再び途中までゆっくり上って何とか写真を撮ることができた。
高所恐怖症なので、下りる時が最も難関である。下を見ないように、目の前の階段だけに集中して時間を掛けて下山。お燈祭りでは、こんな急な石段を暗闇の中駆け下りるなんて、とても信じられない。
次の日は筋肉痛に見舞われるというお決まりのパターン。一緒にのぼった人はケロリとしていたので、自分がいかに運動不足かを痛感した。
筋肉痛は、医学的には全年齢に起こるという。子どもが保育所のころ両足が痛いというので心配していたら、前日に保育所で縄跳びを跳びまくったと先生から聞いて、こんなに小さい子でも筋肉痛になるんだと驚いた。
年をとると遅れてくるという俗説もよく聞くが、実際はあまり関係ないらしく、運動の強度や運動習慣など、個人差が大きいという。翌日に来たからまだ若い、と気をよくしていたが、ぬか喜びだったよう。
【織】
