熊野川ふれあい交流事業実行委員会は13日、新宮市熊野川町の市立熊野川中学校体育館で2024年度(令和6年度)熊野川ふれあい交流事業の一環として「第11回ふれあいお楽しみ会・熊野川」を開催した。
同交流行事は熊野川在住の65歳以上の人を対象に、日頃なかなか会えない人たちと会って一緒に歌や踊りを見ながら交流を深め、楽しい時間を過ごすことを目的に毎年行われている。今回は約190人が参加した。
開会にあたり、同実行委員会の下阪殖保委員長は「今日の会は、皆さんだけのために催しますので、皆さんも一緒に楽しんでください。スタッフ一同で盛り上げて皆さんと一緒に楽しい会にしたいと思いますのでよろしくお願いします」と伝えた。
午前中は三津ノ保育所の園児5人によるダンス「学園天国」を披露。熊野川中学校11人による地域学習の発表、熊野川小学校の児童30人による合唱「ハローシャイニンググルー」と合奏「星笛」が行われた。
中学生は4班に分かれて、熊野速玉大社や浮島の森、西村伊作記念館、新宮城などの名所など、自分たちの住む町の文化と歴史について調べたことを発表した。続いて、熊野川町で活動している豊優会による踊りが披露された。昼休憩をはさんだ午後からは、山下和美さんによるマジックや、御本秀樹さんと妻の悦子さんによるサックスとピアノの演奏が披露され、来場者たちは笑顔で楽しいひとときを過ごした。