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不連続線「学力向上」

 全国学力試験の結果は、三重県は中学校の数学を除き正答率が全国平均より低い結果となった。熊野市では小学生の国語に大きな課題があるという。
 
 尾鷲市や紀北町では、市町の結果の公表はまだ。以前からテレビゲームやスマートフォンなどを使っている時間の長さと、その半面として家庭学習の時間の短さが課題と言われてきたが、県全体でも同じ傾向にあるよう。
 
 先日、若者の語彙(い)が少なくなっているという記事を見た。「やばい」「すごい」「エモい」(心が動かされるという意味らしい)など、便利な形容詞が多用されているという。これらの言葉だけでは複雑な気持ちを的確に相手に伝えることはできない。多様な言葉を知り、適切に表現することが社会では求められる。
 
 学校で、あるいは学校に通っている期間に学ぶべきことが多くなっている。例えば英会話やコンピューターの操作など、子どものいる人は、自分が子どものころを思い出してみるとよい。
 
 自ら課題を見つけ、解決に向けて取り組む力が大切と言われる。知識ばかりではいけないが、考える基盤も重要だ。覚える・考えるをバランスよく取り入れたカリキュラムが必要だ。
 
(M)

      9月 7日の記事

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