コロナ禍3年目で、通常の花火大会の中止が続いているものの、各地でサプライズや時間・規模を短縮しての花火が行われている。今年も何か所か撮影に出向いたが、時間が短いことがあり、通常の花火大会の撮影に比べるとプレッシャーは大きい。この2年ほどでそれに慣れつつあるが、納得のいく写真が撮れたこともあれば、もう少し何とかできたのでは、と反省することも多い。
自分の中では「どこで打ち上げられた花火か分かるように」ということを意識して撮影場所を選んでいる。このため比較的打ち上げ場所から離れた場所に陣取る。先月24日の熊野川町の花火では、日足道路を背景に、能城山本の集落を入れるため高台のさつき公園から撮影した。
8日の本宮町での花火は、場所の決定に手間取った。当初想定していた高台の場所には高い金網フェンスがあり、何とか間からできないかと試行錯誤してみたが、どうしても難しい。打ち上げ時間が近づく中、急きょ変更し、大鳥居が近くに見える国道168号沿いの駐車場でスタンバイし直した。
少しバタバタしたが、この場所が意外によかった。結果オーライで、ほっとした。
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