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紀南抄「型」

 武道の選手らの活躍がめざましい。
 
 日本空手協会紀南支部の選手らは東海大会に出場し3人が入賞、中でも紀宝町の上地葉月さんは組手と形で2冠を果たした。紀南剣道連盟は三重県居合道大会に5人が出場し、全員が入賞となる活躍ぶり。新宮高校弓道部は高校総体の県大会で男子個人2人、女子個人2人、女子団体(6人)が近畿大会出場を決め、女子個人2位だった松下穂乃果さん(3年)は全国出場を決めた。
 
 武道を本格的にしたことはないが、小5から高3まで8年間経験したバスケを通じて、共通する部分があると感じている。それはバスケが「ハビットスポーツ(習慣のスポーツ)」と呼ばれていた点である。ドリブル、パス、シュート、チームの約束事など、ひたすら同じ動きを繰り返し体になじませていく。
 
 どのスポーツでも、あるいはどんな分野でも共通して大切と思われるその繰り返しは、「型」という言葉に集約される。一見なんの意味があるかわからないような動きを訳も分からずに真似しているうち、だんだんとその真意がつかめてくる。反復から創造へ。選手らの習慣的な行いが輝かしい結果へとつながっていく。
 
【稜】

      紀南紗

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